職場レポート

平尾荘居宅部門 縁の下の力持ち 伊藤ケアマネージャーに突撃インタビューしてきました!

Yoshi
平尾荘

皆さんこんにちは。平尾荘レポーターのYoshiです。今回の職場レポートは居宅部門の伊藤俊介ケアマネージャーにお話を伺ってきました。介護業界におけるケアマネージャーの役割はどういったものであるのか、伊藤ケアマネが大切にしている思いや、オフの過ごし方についてもお伝えできればと思っています。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!

ケアマネージャーという仕事の役割 どういったお仕事なのか

Yoshi:改めまして、伊藤ケアマネ―ジャー(以下 伊藤CM)本日はお忙しい中お時間を取っていただきありがとうございます。本日はよろしくお願いします。早速なのですが、介護業界におけるケアマネージャーとはいったいどういった仕事をされているのでしょうか。役割などを分かりやすくご説明いただければ嬉しいです。

伊藤CM:こちらこそよろしくお願いします。ケアマネージャーの仕事は一言でいうと「橋渡し」のような存在だと考えています。
 ご利用者様がご自宅でその人らしく生活を続けられるように、どういったことに困っているのかを見極めて様々なサービスを提案させていただいています。介護保険がどういった制度なのか、難しいことって調べても分からないことが多いですよね?複雑なことをできるだけ分かりやすくお伝えしながら、介護サービスを受けることで負担を減らして生活を続けてもらえるように提案したりすることが主な仕事です。

 例えば、ご自分で自宅内の掃除をしたり、料理をしたりすることが難しくなってきたご利用者様にはヘルパーさんによるサービス利用が可能ですし、骨折や他の疾患で入院していたけれど、退院してから自分でどうしたらいいか分からないという方には訪問リハビリを提案してみたりと一人一人に合った介護サービスの提案や相談、ケアプランの作成を行なっています。

Yoshi:分かりやすい説明をありがとうございます。CMさんは伊藤さんに限らず、いつも電話対応をされていたり、車でご利用者様のご自宅を訪問したりと忙しくされている姿をよくみかけます。一人でだいたいどれくらいのご利用者様を受け持っているのでしょうか。

伊藤CM:その時々で人数の変化はありますが、だいたい平均40人程度は担当しています。もちろん一人一人の介護レベルや、運動機能や生活背景は理解しているつもりですが、人間なので忘れてしまうことも多々あります。そんな時は自分で情報を確認してみたり、できる限り頭の中の情報をアップデートしながら関わるようには心掛けていますね。

伊藤CMとインタビュアーYoshiとの2ショット!笑顔が素敵な二人です!

伊藤CMがケアマネージャーを志した理由 普段から大切にしていること

Yoshi:ケアマネージャーさんとはいったいどういった内容の仕事なのかを先ほどお聞きしました。なんとなくではありますが、ご利用者様にとってどういった存在であるのかも理解することができました。そんなケアマネージャーさんの仕事を伊藤CMが志した理由をお聞きしてみたいです!

伊藤CM:元々は別の施設で介護福祉士として10年近く現場に従事していました。介護現場での仕事の大変さや人手不足の時の経験ももちろんありますし、身体的にも負担がかかる仕事でしたが自分なりに一生懸命働いてきました。
 施設内での仕事ももちろん重要ですが、僕は在宅で過ごされている高齢者の方々の生活にも興味があったんです。介護職としてのスキルアップも図りたいタイミングでもありましたし、そういう考えも重なってケアマネージャーの勉強を始めました。

 実際に勉強を始めたのはいいのですが、やはり施設で働きながらだったので、夜勤明けや休憩時間などすきま時間を使いながら少しずつ勉強をしていました。ケアマネージャーの試験は年に1回ですし、合格率も毎年20%程度で合格するのはすごく難しいんだろうなと思っていました。毎日現場で仕事をしながらだったので本当にしんどかったのですが、勉強の甲斐もあって試験に合格することができました。
 その時のしんどかった気持ちは今も忘れず、初心を大切に働けることに感謝しています。

Yoshi:僕も今、現場での仕事をさせてもらっていますが、この仕事をしながら空いた時間に参考書を広げて勉強するのは本当に大変だと思います。現場で働く職員の気持ちを分かっていただける伊藤CMの存在はとてもありがたいです。現在はCMとして業務にあたっておられますが、普段から大切にされている気持ちなどはありますか。

伊藤CM:そうですね、僕は「一期一会」という言葉を普段から大切にしています。ご利用者様との出会いもそうですし、ご家族様、他の事業所で働いておられる職員の方との出会いを大切にしています。特にご利用者様にとっては自分の担当のケアマネージャーは僕一人ですし、その方にとって「自分のケアマネ―ジャーは伊藤CMでなんでも頼れる」と思ってもらえるように日頃から意識しながら関わっています。

ご利用者様思いの伊藤CMはCM業務以外にも施設内で困ったことがあればすぐに力を貸していただける頼りがいのある存在です!

仕事時間以外での休日の過ごし方や息抜きの方法は?

Yoshi:普段から毎日業務に向き合っておられる伊藤CMですが、仕事以外の時間の使い方や休日の過ごし方、趣味などはあるのでしょうか。

伊藤CM:趣味とまでは言えないかもしれませんが、小さい頃から鉄道や自動車など乗り物が好きでそれは今も変わらずです(笑)
 この春は妻と自動車に乗って山陰地方へ旅行に行きました。長距離の運転は全く苦にならないタイプなので、途中のサービスエリアで休憩を挟みながらご当地の美味しいご飯を食べることも楽しみの一つですね。

 鉄道に関しては撮り鉄!までとはいきませんが写真を撮影したり、実際に乗車して車窓からの風景をぼーっと眺めながら過ごす時間もリフレッシュの瞬間になってます。
 まだまだ乗ってみたい鉄道もたくさんあるので、休みの日にはいろんな列車に乗ったり、まだ行ったことのない場所にも足を運んでみたいと思っています。

先日、山陰地方に旅行に行かれた際の電車の写真をいただきました(^^)/
これからもお休みを使って日本全国の列車に乗ってみたいと話していただきました!

今後の目標や抱負について聞かせてください

Yoshi:仕事のこともプライベートもたくさんお話聞かせてもらってありがとうございます。最後になりますが、伊藤CMの今後の目標や抱負をお聞かせ願えたら嬉しいです!

伊藤CM:これから先も今まで通りCMとしてご利用者様一人一人に向き合いながら、平尾荘の力になっていくことが最大目標ですね。CMとしての業務以外にも自分が少しでも力になれることがあればなんでも取り組んでいきたいですし、平尾荘全体が良くなっていけるように僕も頑張っていきます!

Yoshi:現場の大変さも在宅分野のことも理解しておられる伊藤CMの存在はとても大きいと思いますし、僕も分からないことや悩んだ時には伊藤CMに相談させてもらおうと今回のインタビューで気づくことができました。今日はお忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!

平尾荘居宅 縁の下の力持ち 伊藤CM
これからもよろしくお願いします!