職場レポート

お返しインタビュー!!いろいろ聞いてみた!

Shota
てんじゅ

  1. 訪問看護ステーションてんじゅ理学療法士shotaです。前回、訪看てんじゅの職場レポートを受けてくれました坂本さんより、お返しインタビューをしたい!希望がありましたので今回は、shotaのインタビューになります。よろしくお願いいたします。

なぜ訪問看護でリハビリを仕事にしようと思ったの?訪問看護でのやりがいは?

訪問看護というより、訪問リハビリを初めて知ってこの仕事したいなって思ったきっかけは、専門学生時代に高知県の病院で実習させてもらったからです。海も山もあるところで、山手は過疎地。バスも1日数本。その病院は外来で通院する事が難しい方に訪問リハビリを提供していて、「訪問リハビリ」って言葉は知っていたけど、見学させてもらい実際の訪問リハビリを知りました。あの頃は、病院以外でリハビリを受けられるってイメージできてなかったし、実際に自宅での生活や大事さが理解できていませんでした。訪問リハビリを見学させてもらって退院後の生活が大事って気づきがあって、そこに関われることができる訪問リハビリを仕事にしたいと思いました。

訪問看護は、やりがいをすごく感じる事が多い。一番感じることができるのは、自分が関わって、良い方向へ変化した時に見せてくれる利用者様の笑顔がみられたとき。
その笑顔をみられることが自分のモチベーションになるし、その笑顔をみられるようにどんどん自己研鑽に励み、より良いリハビリを提供したいと思うようになります。
その結果、利用者様が少しでも長くその人らしい生活を送れるようになってくれたらうれしい。体調の良い時期や悪い時期もある中、長い期間、その人の人生に関わり、お手伝いさせてもらえる事ことができる。これは、病院では難しく訪問看護のメリットです。

インタビューしてくれました!

今までで印象に残っている利用者様は?

てんじゅに入職する前の訪問看護で担当させて頂いた股関節疾患の方。出会った時は支えがあって20秒立てる程度。歩くことができず、ほぼベッド上での生活。訪問入浴などの支援を受けていました。自分が関わり、ご本人様の努力も大きいですが、リハビリを進めていく中で支えなしに立てたり、歩行器で歩行練習できるようになりました。のちにできることが増え、訪問入浴を卒業してシャワー浴を介助なしで入れるようになりました。2年程かかりましたがロフストランド2本杖で玄関から自らの足で出れるようになり、毎日自主練習で外歩きをしてくれるまで回復しました。股関節を悪くして歩けなくなり7年。自らの足で玄関から出た日、その方の喜んだ笑顔は今でも覚えているし、その方も一生忘れない日になったと言ってくれたことが自分の糧になっています。
この仕事は関わり方一つで利用者の人生を良い方にも悪い方にもかえてしまう。リハビリする中で、先生と呼ばれることがあるけど、自分にとってはこの方は怖さと面白さを教えて頂いた先生だと思っており、感謝の一言の出会いでした。

これがロフストランド杖です!

今後、訪問看護てんじゅでどの様な仕事をしていきたい?

訪問看護てんじゅで成長できる環境作りをしたいと思っています。技術の向上を目指したいし、坂本さんにやっているように育成にも力を入れていきたい。良いサービスが提供できる人の分母が増えれば、喜んでもらえる人も増える。良いループが出来るのでそれを作っていきたいです。訪問看護てんじゅの仲間の個人個人の成長が、訪問看護てんじゅの成長にも繋がってくると思います。
あと現在、関わっている方々は介護保険や医療保険使っている人。将来的に適応外の地域の方にも、自分の技術で健康にしていきたい思いがある。健康体操などでお手伝いし、健康になってもらって笑顔の輪を広げていきたいと思っています。

実りの秋!お米のようにすくすく成長していきます!